Point住まいづくりのポイント
建売住宅や工務店との違い
完成した住宅を購入する建売住宅は、自由度が利かず、仲介に不動産会社や多くの関係者を挟みます。また、建築過程を見ることができないので、材料や工事方法などが確認できません。
工務店のメイン業務は設計ではなく施工です。小規模な会社の場合、情報が少なく、自社流の素材や施工法が多く、設計が大幅に制限されたり、土地の欠点をカバーし切れない場合があります。
当社のような設計事務所の場合は、設計と監理を一貫してご依頼いただけます。(監理とは第三者的に見積や工事が適正かチェックしていくことです)
また、国家資格である一級建築士が、法律の規制や条件を厳守しながら、間取りや工法、設備、内装・外装などお客様が自由に選べるようご対応します。選んでいくプロセスを十分お楽しみいただけるよう万全のサポート体制のうえ、理想のお住まいをご提供させていただきます。
他店との差別化
自然素材を生かしながら、お客様それぞれのオリジナリティを存分に発揮できる建築をご提案させていただいております。また土地など周辺環境にあわせて設計をすすめていきます。
将来の家族構成の変化にも柔軟に対応いただけるよう、建築の専門家として合理的、かつ目的にあった適切な設計プランをご案内いたします。
リノベーションのメリット・デメリット
メリット
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自由に設計できる
洋服を自分の好みで合わせるように、自分のニーズに応じて自分だけの住まいを実現できます。(既存構造体の補強の範囲内)
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物件の選択肢が増える
物件の新中古にとらわれず住みたいエリアを選択することができます。
間取りや内装、設備などの条件も気を使う必要がなくなります。 -
新築を建てるよりコストをおさえることができる
新築を購入する場合と、中古を購入してリノベーションする場合の費用を比較すると、リノベーションする費用の方が、10%程度安く済むことが多くあります。
デメリット
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築年数が長いために耐久性に不安がある可能性がある
昔の工事基準で造られている古い物件などは、耐震補強などが必要となり、逆にコストが重なる場合もあります。
基礎の補強は可能ですが、地盤に対しての補強は、できません。 新築と同様の期間かそれ以上の工期がかかる(工事範囲によります) 解体は重機を使わず職人さんが手壊ししていくのと、既存の構造の補強、調査では見えなかった部分の問題があり、完成までの作業時間が増え、住むまでに時間がかかる場合があります。 -
住むまでに時間がかかる
引き渡しまでの間に、検査、設計、施工など工事が加わり、こだわりが強ければ強いほど完成までの作業時間が増え、住むまでに時間がかかる場合があります。
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ローンの金利が高くなる場合がある
リノベーションの費用には一般の住宅ローン以外に、別途、リフォームローンという金利が一般の住宅ローンよりも高いローンを利用する必要があります。また、工事が大掛かりなため、仮住まいの家賃など、二重払いが必要な場合もあります。